キングヘイロー競馬血統データ

●紆余曲折、涙のGI制覇。DBラインの強力後継

KING HALO
2015年度種牡馬ランキング第35位 2014年度種牡馬ランキング第25位 2013年度種牡馬ランキング第24位
1995 (平成7)年生 鹿毛2016年種付け料1▷50/受 ・ FR

●キングヘイロー血統図

*ダンシングブレーヴ
Dancing Brave 鹿1983
リフアールLyphard Northern Dancer
Goofed
ナバホプリンセス
Navajo Princess
Drone
Olmec
*グツバイヘイロ ー
Goodbye Halo 栗1985
ヘイロ ーHalo Hail to Reason
Cosmah
バウンドフーリツシュ
Pound Foolish
Sir Ivor
Squander
●キングヘイロー血統背景

父ダンシングブレーヴは80年代の欧州最強馬と呼ばれる名馬。主な勝ち鞍に、凱旋門賞、キングジョージ、英2000ギニーエクリプスSなど。母グッバイヘイローは米GIを7勝。主な勝ち鞍にCCAオークス、マザーグースS、ケンタッキー・オークスなど。日本に210万ドルで売却された時には『ブラッドホース』誌が「SAYONARAGOOD-BYEHALO」の見出しで特集を組んだほどの名牝。
近親にラシアンルーブル、ヴァルズプリンス(マンノウォ-S)。ダンシングブレーヴXヘイルトゥリーズン系の組み合わせは、コマンダーインチーフと同じ。


●キングヘイロー血統、クラス別勝鞍・勝率

ダート OP 7勝13.8% 0勝/0.0% 7勝/4.8% 3勝/5.3% 18勝/9.1% 13勝/6.3% 26勝16.7% 31勝/6.4%/ 28勝/6.4% 38勝/7.1% 4勝/2.6% 4勝/6.2%
1600万
1000万
500万
未勝利
新馬
●キングヘイロー産駒データ

■代表産駒
カワカミプリンセス(オークス)、ローレルゲレイロ(高松宮記念)、クリールカイザー(AJC杯)、シャトーブランシュ(マーメイドS)、ゴウゴウキリシマ(シンザン記念)、キクノアロー(ダイオライト記念)、マヤノリュウジン(UHB賞)、シャイニープリンス(東風S)、フレイムヘイロー(葦駄天S)。ヤマタケゴールデン(端午S)、ニシノドコマデモ(いちょうS)、ニシノフジムスメ(忘れな草賞)、ヘイローフジ(尾張S)、アドバンスヘイー(ジュニアC)、ムラマサノヨートー(NHKマイルC3薦)。
■最適コ ース
牡馬/中山芝1200、東京ダ1600 牝馬/福島芝1200、阪神ダ1800
■全成績 179-1 59-1 66/2866
■騎手別データ
勝利数トップ3/横山典、丸山、 吉田豊
■成長度(勝利数/出走頭数)
2歳 —―-22勝/163頭
3歳前半—-56勝/228頭 3歳後半—-25勝/169頭
4歳 ――-38勝/95頭 5歳 ――-25勝/76頭
6歳以上-13勝/46頭

●キングヘイロー血統・産駒勝利ポイント
    4-6番人気の単勝がホットゾーン! 距離短縮、不良馬場、北海道の芝で穴 ダートの内で揉まれた馬の外枠替わり
●キングヘイロー産駒・血統勝利ポイント

46番人気の単勝回収率/129%
ダー ト1、2枠/勝率4.6%、同6、7枠/10.1%
15年は重賞2勝。AJC杯のクリールカイザーは残り7Fからのロングスパートで逃げ切り。マーメイドSのシャトーブランシュは、差し決藩をギリギリまでためて後方一気の上がり33秒6。気合いをつけて強気に前で勝負するか、直線勝負に懸けるか、己のスタイルに徹すると高い能力を示す。ダンシングブレーヴの底力を活かすには、スローのヨーイドンではなく、ローレルゲレイロのように自ら厳しいペースに持ち込む形が理想だ。逆に言えば、そうやって得意の流れにハマらなければ能力を出せない難しさがあり、それが成績のムラとなって人気馬のズッコケや穴を生む。人気馬を買うよりも、適度に人気薄の馬(4-6人気)の単勝回収率が高い。
勝率や連対率が上位なのは、札幌、函館、小倉の芝。夏の北海道シリーズは暴れどころで、芝1200や芝1500の距離短縮馬が特注。この“距離短縮”は季節や競馬場を問わず、激走のきっかけになるから要注目のファクターだ。テンから押して気合いを入れられると、よく走る。ダートは外枠が優秀で穴も多数。内枠で包まれて能力を出せなかったズブめの馬の、外枠替わりを狙おう。季節なら3月から6月、芝ダートとも不良馬場得意。

●現役時代

中央27戦6勝。主な勝ち鞍、高松宮記念、中山記念、東京スポーツ杯3歳S、東京新聞杯。皐月賞2着、マイルCS2着。福永祐ーはこんなエピソードを語っている。「キングヘイローは武豊さんが乗る予定の馬だった。ところが豊さんが急に東京で乗ることになり、坂口正大厩舎に断りの電話を入れてきた。その時たまたま厩舎にいたのが僕で、じゃあ乗るか?という話になった」
父は欧州の80年代最強馬、偲は米国のGIを7勝。両親合わせてGIを11勝の良血馬は福永の手に委ねられ、新馬から3連勝で東京スポーツ杯3歳Sを制覇。スペシャルウィーク、セイウンスカイと..3強"と呼ばれたクラシックは、皐月賞2着、ダービー14着、菊花賞5着。無冠に終わり、折り合いを欠いて逃げる形になったダービーの騎乗には厳しい批判も飛んだ。4歳になると柴田善に手替わりし、東京新聞杯と中山記念を連勝。マイラーとしての新しい顔を見せる。しかし安田記念、宝塚記念、秋天と凡走が続き、再び福永と組んだマイルcsでエアジハードの2着に好走。電撃のスプリンターズSも後方一気3着に突っ込み、“適距離不明の気ままなキャラ”を確立していく。5歳になり、なぜかフェブラリーSを1番人気13着に大敗。次走の00年高松宮記念でついにタイトルを奪取する。柴田善を背に、中京の短い直線を後方10番手から追い込み、1分8秒6で優勝。紆余曲折のGI制覇に、坂口正大調教師は「胸がいっぱし.す……」と大粒の涙をこぽした。名血馬に種牡馬への道を闘1かせることができた安堵の涙とも言われる。このとき2着デイヴァインライトの鞍上にいたのは福永だった。
同年、安田記念では日本馬最先着の3着。ラストランの有馬記念シンガリー気の4着も印象深い。

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