ハービンジャー血統データ

●ハービンジャー血統図

ダンジリ
Dansili
鹿1996
デインヒル
Danehill
Danzing
Razyana
ハシリ
Hasili
Kahyasi
Kerali
ペナンパール
Penang Pearl
鹿1996
ベーリング
Bering
Arctic Tern
Beaune
グアパ

Guapa

Shareef Dancer
Sauceboat

●ハービンジャー血統背景

父ダンジリの血統。産駒にレイルリンク(凱旋門賞G1)、フリントシャー(香港ヴァーズG1)、ダンク(BCフィリー&メアターフG1)、ザフーガ(愛チャンピオンSG1)。デインヒル系にとって鬼門の北米でもG1勝ち馬を出している。また同父系では仕上がりがゆっくりな一方。中距離での強さは特筆もの。後継種牡馬にぞファニー。母ペナンパールは重賞未勝利。母系は半弟にリアライズニトロ(JRA未勝利)。近親にカインドオブハッシュ(プリンス・オブ・ウェールズSG2)、ミスイロンデル(兵庫ジュニアグランプリ)、フロンタルアタック(神戸新聞杯2着)。母の父ベーリングは仏ダービー馬。1960年代の名馬シーバードを経たネイティヴダンサー系。

●クラス別鞍勝鞍・勝率

ダート
OP 2勝/3.3% 0勝/0.0%
1600万 1勝/33.3% 0勝/0.0%
1000万 4勝/22.2% 0勝/0.0%
500万 17勝/10.7% 0勝/0.0%
未勝利 38勝/8.6% 6勝/4.4%
新馬 22勝/11.4% 0勝/0.0%

●ハービンジャー産駒データ

■代表産駒
ベルーフ(京成杯)、プロフェット(京成杯)、ドレッドノータス(京都2歳S)、ロードフェリーチェ(シンザン記念2着)、スワーヴジョージ(アイビーS2着)、ロカ(忘れな草賞2着)、トーセンバジル(神戸新聞杯3着)、ジャズ・ファンク(若駒S3着)、ウインクルサルーテ(フラワーC3着)、ポトマックリバー。
■最適コース
牡馬・中山芝2000、京都芝2000
牝馬・小倉芝2000、阪神芝1600

■全成績 90-78-109/1038

●ハービンジャー血統勝利ポイント

  • 重賞勝ちはすべて内回り芝2000!
  • 新馬の1番人気楽勝、次走不発
  • 一流ステイヤー期待も難儀さ満点の血統

●ハービンジャー産駒・血統勝利ポイント

新馬の1番人気【12-6-3/22】複勝率95.5%、500万の1番人気【5-3-2/22】複勝率45.5%
産駒のベルールとプロフェットで2年連続の京成杯勝利という京成杯に愛された血統。16年1月までの重賞3勝全て、内回りの芝2000という芝好きという傾向もある。ただし、内回りが得意なわけでも器用なわけでもなく、むしろ正反対。一瞬の反応、クイックネスのなさが弱点で、馬群に包まれると苦しいし、上がりだけの勝負も苦手。バラける展開の、4角手前から動き出すような仕掛けで力を発揮する特性がある、小回りの中京離線に向いている。中山芝2000、京都芝2000、札幌芝1800、阪神芝2000とハービンジャー産駒たちは勝利数上位コースには見事に内回りの中距離が並ぶ。いきなり菊花賞馬が出ても不思議はないが、これからどうなるのか?驚異的なのは新馬戦の1番人気の成績。複勝圏を外した馬は1頭だけで、人気にきっちり応える。しかしクラスが上がると様相は一変。1番人気の半分以上が沈み、スローの新馬を楽勝した馬がペースアップに対応できなかったり、馬群の中で動けないと脚を使えなかったり、欧州スタミナ血統ならではの難儀さをあらわにする。距離的には芝1800~2500向き、マイル戦は不安定。特に東京芝1600は【2-0-8・29】と3着好きだ。前半ゆっくり追走できる展開かどうかを、まず重視したい。ダートはさっぱりで勝鞍は未勝利クラスという厄介な血統。

●現役時代

イギリスで通算9戦6勝。主な勝鞍、キングジョージ6戦&クインエリザベスSの(G1。12F)、ハードクイックS(G2・12F)、ゴードンS(G3・12F)、オーモンドS(G3・13F89Y)、ジョンポーターS(G3・12F5Y)。3歳4ヶ月のデビューとあってクラシックは不出走。3戦目となる3歳7月のゴードンSで重賞初制覇を果たすも。続くG2・G3を連敗。その後に軟口蓋の手術を受け、そのまま休業に入った。これが功を奏したのか、半年ぶりの出走となった4歳4月のジョンポーターSで重賞2勝目を獲る。返す刀でオーモンドSも静止、続くロイヤルアスコット開催のハードウィックSももフォワ賞でナカヤマフェスタを破る断簡に3馬身差をつけ、重賞3連勝とした。これによりキングジョージの有力候補になる。この歳は6頭立てながら、英ダービーをレコードで圧勝した遼馬ワークフォース、愛ダービー馬ケープブランコの3歳2強が出走。これらを相手に4番手追走から残り2Fを過ぎると一気に加速、他馬をぐんぐんと突き放し、ゴールでは2着ケープブランコに11馬身差を付けていた。しかもコースレコードの2分26秒78を叩き出した。ワークフォースは5着。2頭を管理するM・スタウト調教師はワークフォースの配線にこそ渋い顔を見せたが、ハービンジャーを絶賛。また、鞍上は主戦のR・ムーアがワークフォースに騎乗したため、フランスのO・ペリエに代わっていた。しかし好事魔多し。凱旋門賞の前哨戦、インターナショナルSへ向けての調教後に骨折が判明。そのまま電撃引退、杜台ファームで種牡馬の登録入りが決まった。金看板はキングジョージの1勝ながら、その勝ち方が衝撃的で2010年代を代表する名馬の一頭ともいえる。

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