カッティングエッジの引退後

●カッティングエッジの引退後

バトルラインの取材を終え、カッティングエッジの取材のために場内を移動する途中、お話してくれる繁殖担当者の煎村なお子さんと遭
遇。重村さんはなんと馬上の人。松尾さんに事情を伺うと、BRFのスタッフは事務系のスタッフまで含め、ほとんどの人が調教を付けるの
だと教えられ、納得、そして感心した。頂村さんの手が空くまで、撮影をさせてもらうことに。広大で、しかも実に美しい放牧地に案内されたが、1組の母子しかいない。それがカッティングエッジ爵子だった。

しかし、ちらっと箪者を見たエッジは、クルリと後ろを向き、どんどん遠ざかっていくのだ。案内してくれた松尾さんとともに追いかけるのだが、さらに奥に移動していく。最初は、こんな広い放牧地に1紐だけなんて、なんと贅沢な、と思ったのだが、実は視界に入りきれない奥の部分がかなりあり、他の母子たちはそちらにいたのだった。逃げ続けたエッジ栂子はついに他の5組と合流したが、ある程度の距離まで近付くと、やっばり逃げてしまう。父マイネルラヴの当歳の方は元気良く走り回り、他の仔にちょっかいを出したり、松尾さんの手を醤ろうとしたり、じっとしていない。しばらくシャッターチャンスを狙うが、まったくダメで、松尾さんに引き手を付けてもらう。そうすると、自由気ままに駆け回れなくなるので、バタバタするのだ。あきらめて引き手を外してもらったが、寵後にオッパイを飲み出し、やっとのことで撮影成功。しかし、オッパイを飲み終わったラヴっ仔は、なんと屈に向かってお相撲をしかけたのだ。エッジは嫌がって逃げ出し、ラヴっ仔はその後を後ろっ跳ねしながら追いかけていった。事務所に戻って、その様子を話すと「ええっ!そんなことしてました? 厩舎や、放牧の行き帰りでは他の仔がバタバタしてても、エッジの仔はおとなしいんですよ。ちょっとお父さんに似てきたのかなあ」とビックリする甫村さんに、普段の様子を教えてもらった。「コスモビューファームからここに移ってきたのが1カ月ほど前ということもあると思いますが、おとなしくて控え目で、集牧の時などもだいたい一番最後ですね。もっとも、出入り口を見張ってて、他の栂子が帰りたくなさそうだったりするとスッと来ます。でも、「待ってて」と言うと待っててくれる、買い良いコですね。特徴ですか? お腹がすいたり、お水がほしいと、鳴いて呼ぶんです。低い”で、『イィーIIIーン』つて、すっこく長いんですよ。これが聞こえると「あ、エッジが嗚いてる」ってすぐ判ります(笑)。『ちょっと待ってて』と言うんですけど、それでも待てないとハナ先で上手に馬房の扉を開けて、催促するんですよ」エッジもバトルの「待て」に負けていないぞ。BRFで見学できるのは種牡馬のみなので、残念ながら見学は不
可。元気の良すぎる(?)当歳に手を焼きながら子育てするエッジをはたから応援してあげてほしい。

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